2023/01/10 12:00
こんにちは!
今日は最近テレビなどでも取り上げられている医療大麻についてお話ししようと思います!
大麻は麻薬に関する単一条約という国際条約で世界的に規制されていた植物です。
しかし技術の進歩や臨床実験で、大麻は健康維持やさまざまな疾病に効果があることが分かってきました!
WHO(世界保健機関)も1997年【大麻:健康上の観点と研究課題】という報告で今後の開発によって医療法が多くの病気に導入されると思われる。と述べ、2017年にも【カンナビジオール(CBD)事前審査報告書】で、CBDが多くの他の健康状態のために有用な治療であるかもしれないという初期的なエビデンス(科学的証拠)もある。との見解も示しています。
医療大麻とは、こうした医療目的の使用や研究を推奨、解禁する流れで生まれた言葉です。
日本では、大麻取締法によって、大麻の所有、栽培が厳しく規制されています。
厚生労働省も
『大麻の医療的な効果は明確ではなく、がん治療についても他に優れた薬品があるため、医療大麻は容認できない。また大麻から製造された医薬品の使用についても、大麻の有害性に鑑み認められない』
と医療目的の使用はもちろん、研究や臨床実験であっても医療大麻を認めていないのが実情です。
先進国G8の中で医療大麻が認められていないのは日本だけです。
しかし大麻の有用性が明らかになってきた今、医療目的の使用や研究に関しては、日厳罰化、合法化への波が世界中に広がっています!!
WHO(世界保健機関)は、医療大麻としての有用性をすべて公式で認めているわけではありませんが、抗がん剤の副作用の軽減や食欲増進、睡眠の質向上に対する効果は認めています。
医療大麻の適応範囲を日本人の疾患者に当てはめると、約4,500万人が恩恵を受けると言われています。
特にガンやエイズなどの重篤な患者にとっては、苦痛からの解放が生きる希望へつながり、家族との明るいコミュニケーションが回復することになります。
この効果は、放射線治療や抗がん剤治療では難しいところでしょう。
これから医療大麻の研究が進み、合法化される日も遠くないと思っています!
では今日はこの辺で...
最後まで読んでいただきありがとうございました。